5月
03
2010今日は、当事務所で基本設計・実施設計させていただいた、
鹿児島県霧島市の別荘物件の竣工引渡しということで出かけてきました。
昨年10月に着工した物件も今日で完成。
基本設計・プレゼン・実施設計までがお仕事でしたが、企画・立案など1から僕が担当した設計ということもあり、
現場の進行状況がずっと気になっていた物件でもありました。
ということもあり、現場に訪れるのは昨年の造成工事完了時以来。
気になっていた外観は、自分のイメージしていたものそのものです。
本当は木板の横張りといきたいところですが、霧島は独自の気候変化を配慮する必要があり、
冒険せず木質調のサイディングを採用しています。
続いて内部。
ホームエレベーターを設置し、バリアフリーに完全対応。
最もメインとなる1階リビングは、木製の螺旋階段と薪ストーブを設け、
冬でも遊びに来たくなるようなセカンドハウス、『非日常』を楽しんでもらえるような空間としています。
キッチンは対面型のアイランド型とし、お施主様は料理が大好きとのことで、ガス・IH両対応。
個人的に心配していた和室の日当たりも良好で全く問題ありません。
標高が高く、敷地が急斜面という難しい立地とは裏腹に、屋外テラスから見る周辺のロケーションは最高です。
ひとまず今日、引渡しが完了し、設計監理業務は全て終了ということになるのですが、
これで終わりではありません。次は隣の敷地にも新しい建物を計画する予定です。